ゴールデンウィーク前に桜が開花するなんて、しかも週末は天気がいい。
これは、行かなくては．．．
道内の桜は松前から始まる。松前城のある、道南の松前だ。
２５年ほど前に一度行ったきりだ。札幌から３００キロ以上有り途中の景色が太平洋側は平坦で面白味に欠け、日本海側は断崖の岬とさほど高くない山が交互に続く単調な道のりで、ドライブとしては疲れる道のりではある。
今回は子供たちに「お城」を、大人には満開の桜を見に行くことをテーマに出発することとした。
土曜を有効に使うため、金曜の夜９時に出発することとした。
車内の後ろのスペースには布団を敷いていつでも寝られるようにセッティング。
２３０号線を通って、洞爺湖方面にでて３７号線を経て、長万部で５号線に合流する道のりとした。途中中山峠のコンビニに寄るため外に出るとさすがに寒かった。うーん、本日の車中泊が心配。
太平洋側に出ると、道は単調で、睡魔が襲いそうになるかなと思ったが、実際は去年ここを通った親近感で、「また来たよ！」というような気分だ。
予定通り、砂原の道の駅に到着。ここは交通量も少なく静かなのがいい。
翌日、空は少し霞んでいる。国道に出て、見晴らしのいい公園でお湯を沸かしてカップ麺をいただく。去年の１１月と同じ行程だ。
何度もいくとそのうちお気に入りのコースが出来るのだろう。
ここから、大沼方面の内陸に入り、函館市街をさけ渡島半島の西側南端に入る。
国道沿いの民家の庭にはもう芝桜が咲いている。さすが道南だ。
知内の道の駅に着く。今日から道の駅のスタンプラリーが始まる。
ここで、スタンプ帳をもらって、今年の長いラリーの始まりだ。
隣の福島の道の駅による。暖かいのでソフトクリームを購入。
近くを散歩する。隣に横綱記念館がある。
目的の松前に到着。この時期なのにかなりあつい。
一番上の駐車場に入ることが出来た。
桜は満開。山の傾斜地にたくさんの桜が咲いているので見応えがある。
松前城の中を見学することにする。施設は城というより、外観だけが城で中は鉄筋とコンクリートの資料館だった。
城の目の前の芝生で花見の宴会とした。
日が差すともうあついくらいだ。昨日自宅で作ってあった妻の手料理で楽しい小宴会が出来た。芝の広場では老若男女が大勢でにぎやかだ。
食後、小さいが城下を見て回り、いい散歩になった。
次は今日の宿泊地を決めるため、道の駅巡りだ。事前調査と実際の雰囲気は違うので行ってみなければわからない。
近辺に５カ所もあるので申し分ない。予定の元和台はトイレもきれいで海が見下ろせるので、本日の宿泊地とした。
夕食をすませて、近くの温泉にゆく。
おとべ温泉いこいの湯に入る。後で気づいたのだが、この温泉は本当に肌がつるつるする。すぐ隣に化粧品会社が温泉施設を作るぐらいの理由がわかる。
道の駅に戻り、みんなでマッサージ合戦だ。全く気持ちがいい！
翌日も天気に恵まれ、道南の花見は最高であった。
