2003 道東(2)


七日目
午前6時半起床。早速、近くの堰堤で釣りをする。二日前の雨のせいかあたりは全然無かった。
戻ってコーヒーを飲んで、朝食の前にシャワーを浴びる。

今日の予定は子供の幼稚園の先生がつい最近嫁いで浜中町にいるので、行ってみることにした。

虹別から南に針路をとる。まもなく、別海の鉄道記念館に寄る。昔の道具類を展示してある小さな施設だが、懐かしいものが一杯で、マニアにはたまらないものがあるかもしれない。屋外にもSLが展示してある。



記念公園を後にして、ただひたすら牧場の道路を走る。緩やかな丘の牧場が果てしなく続く。
途中、車を脇に止めて、牧場を見ながらサンドイッチの昼食をすることにした。

正午に浜中町に到着。アバウトな地図を頼りに家を探すがすんなりと見つかる。事前に連絡を入れていなかったせいもあるが、不在だった。
近くのパークゴルフ場で時間をつぶすことにした。公認コースでしかも芝生の手入れがすばらしく気持ちいい。36ホール、暑くもなく充分楽しめた。再度、戻ってみたがとなりの家の人が出かけていると教えていただいたので、言づてを頼んで、浜中を後にした。

次は厚岸に向かう。去年買った厚岸の牡蠣の味が忘れられない。同じ時期、同じ場所で味わえるのが楽しみだ。
今回は去年は平日のため、開店していなかった、漁協直売所で購入することにした。ついでに牡蠣醤油なるものも購入。いそいでキャンプ場に戻る。

早速七輪に火を熾し、牡蠣を焼き始める。まずは大きいやつを食す。一口で食べるのがやっと。
「フハッフハッ。ホッホッ!」
あーなんたる美味。一年間待ってて、期待したとおりの味!これがあるため、利尻礼文も早々にこちらへ直行したのかもしれない。
次に小ぶりの牡蠣を食べてみる、こちらも同じくうまい。我が家のテントの中はしばらく至福の時を過ごすのであった。

満足した後ではあるが、夕食は炊きたてご飯の上に、直売所向かいのスーパーで買ったホッケを焼いて載せる。ホッケ丼。その上に先ほど買った牡蠣醤油を垂らし食べる。あっ!これもうまい。
満足満足の一日。

■八日目
早朝のサイト
今日の予報は曇り。明日の予定は雨。検討した結果、本日帰宅することにした。チェックアウトぎりぎりに虹別を後にした。今年は2泊だったが、それなりに満足した。
途中足寄の公園で昼食を済ませ、帯広の紫竹ガーデンに向かう。
午後3時到着。ここは個人としては日本一広いガーデンを誇る。かなり前から知っていて、行きたかったのだが、なかなか時間が無く寄れなかったところだ。入場料を払い園内に入る。



とにかく広い。ゆっくりと見る。デジカメ、一眼レフ、ビデオで取りまくる。花好きの人にはたまらない。
今日唯一のイベントも満足した。
午後5時半十勝を後にする。外は小降りになってきた。
日勝峠を越え、ひたすら走る。日高の道の駅でパンを買い、車内で食べながらひたすら走る。

午後9時半。無事自宅に到着。休日一日を残し大満足の旅だった。