今年が最後かもしれない我が家の夏休みロングキャンプが始まった。 どうして最後かというと、来年は子供の受験の年であるのが一番の要因。 そして、子供達の夏休みの過ごし方も変わってきた事もある。 それでも自分たちの用事はあるものの家族の旅行は魅力が有るようだ。 聞いてみるとその魅力は「道東のおいしい海産物」、「温泉」、「広々パークゴフル」などだ。 もちろん子供達だけのためのものでも無い。 自分としては年に一度の休みの家族で過ごすリフレッシュ期間なのだ。 一年間働いてきた喜びを噛みしめ感謝をし、これからの一年の気力充実の大事な「行事」である。 思えば社会人になってから、まとまった休日はとにかく「旅行」をしたものだ。 最初の会社は完全週休二日でなく、しかも休日もよく出勤していたので、 たまにある連休はとても貴重で同僚とレンタカーを借りて全国を旅行したものだ。 いよいよ最後になるかもしれないロングランの始まり! 金曜午後に出発。 予報は極めて良くない。4日後に晴れ模様が有るのみ。 しかし前後のスケジュールが決まっているので、天気に合わせる余裕は残念ならが無かった。 その代わり天候が不順でも、今までの体験と知識が生きると思う。 当初は前半はオホーツク側で花火とプールとパークゴフルを楽しんで天気の良い日に知床羅臼岳を待って、 後半は道東に下り、納沙布岬を回り家族での「北海道ほぼ全部」回ったことにする予定だった。 しかし天候の回復の見通しが無いので、先に天気が悪くてもできる納沙布岬方面を先にすることとした。 ついでに2日目の土曜日は虹別で地元の人と一緒の「お祭り」の案内が来ていたのでそちらも楽しみに最初の宿泊地を虹別とした。 夕方に出発。本日の宿泊は車中の予定。 最初はひたすら移動。トイレ休憩以外は二人で交代してひたすら運転。 日高の道の駅で最初の休憩。峠越えまえに軽食を購入。 274号線で日勝峠を越える。ひたすら退屈な国道だ。 峠あたりから濃い霧が立ちこめ、十勝にでると早くも雨が降り始めた。 「むむっ予報より早い天気の崩れ」 まぁ今日は移動なのでいいか。 いつもなら屈斜路湖の和琴半島の駐車場まで行くのだが、今年は眠くなったら早めに寝て、早朝移動する事にした。そこで上士幌の航空公園キャンプ場で車中泊する事にした。 午後10時頃到着。 先客はテント4,5張り。車中泊が3台と少なめだ。 外はかなり強い雨が降っている。 ビールを飲んで寝ることにしたが、 「暑い!」 蒸し暑い。おまけに外は結構蚊がいるので窓を開けられない。 蒸し風呂状態で2時間がんばるが諦めて外を散歩する。 すこし涼しくなったがほとんど寝られない夜だった。 二日目 外が明るくなった5時頃に出発することになった。ほんの一時眠れた程度だ。 天候は雨。 外の景色も楽しめず、阿寒を素通りし摩周駅に向かう。 摩周駅のスーパーで買い物をするため9時まで時間をつぶす必要がある。 摩周駅には足湯があるので暫し休養する。 早朝と小雨でもあり誰もいない貸し切り状態であった。 しばらく時間を過ごしいつものスーパーで買い物を済ませる。最近はここで厚岸の牡蠣を買うことが多い。 今回も4パックほど買ってテント設営後の楽しみとした。 値段もほとんど変わらずガソリン代を考えれば遙かにお得である。 虹別に到着。そのころには雨は上がっていた。 管理棟の前に管理人がいたので軽く挨拶。 すると、車と自分の顔を見て「××さんですよね」と 名前を覚えてくれた! 「えっ知っているのですか?」と、思わず聞いてしまう。 すると、 「常連さんは覚えていますよ」と、お答え。 なんだかいい気分(^^) 受付を済ませフリーサイトにむかうが、いつもの「角地」に先客がいた。 それと遙か向こうにテントが2つ。 自分たちはその間に張ることとした。 時間があるので子供達とゆっくり設営。 同時に七輪の炭にも火を入れる。 設営完了と同時に牡蠣の貝殻焼きが始まる。 今年も食べられて良かった! 札幌でも厚岸産の牡蠣は手にはいるのだが、去年同じように食べてみたら味も数段落ちるし、しかも現地で売っていない小さいものばかりだ。 従って名産品は「現地で食べるべし」が鉄則。 以前の北海縞エビもそうだった。 設営後、近くに出来たパークゴフル場へ向かう。 そのころになると晴れてきて結構蒸し暑い感じだ。 このまま晴れてくれたらなぁ♪ プレイ後サイトに戻り、ちょっと昼寝をするのが定番だったが、今年は管理棟前でお祭りのイベントがある。地元の人たちの準備が始まりだした。 開催前の試食をさせてもらった。 ちょっと高いと思う「生ビール」を買って、今年取れたての「ジャガイモのふかし」をもらう。あとで手作りバターと付け合わせるそうだ。 結構いける。やはり採れたてはサクッとしていて、そのままで充分うまい。 子供達は出店で氷水やクレープを買ってお祭り気分。 もっとたくさん人が集まるのかと思ったが、天気の予報も良くないせいなのか地元の子供達20人とキャンプ利用者が3,40人ぐらいだ。 夕方になると、子供達のニジマスつかみ取りや新鮮牛乳のバター作り、そして牛乳豆腐作りと楽しい催しで盛り上がった。 思った以上に、祭りを楽しめ良かったと思う。 この日は昼から長々と宴会をやっているような感じで早々と寝ることにした。 |