スクリーンテントデビュー


■ 1995, Jun. 中旬

この日は6月とはいえとても暑かった。ファミリーキャンプ3回目となった今回は新たにスクリーンテントが追加された。虫が嫌いな奥さんを頻繁に連れて行くにはある程度快適な空間や待遇は必要でしょう。特に慣れ親しむまでは(^^;;

従って、先に病みつきになった私は半分は自前で買うこととなりました。アルぺンで買ったこのスクリーンテントはサウスフィールド製で3m×3mの広さがあり、高さも充分でスチールのフレームは頑丈で申し分ない。ただし重いことと容積が大きいことが難点です。セダンの荷室には入る余地は無く、ついでに荷台を購入したのでした。

今回の行き先は比較的家(札幌)から近く、環境のよさそうな所で温泉があることが条件でした。子どもがまだ小さいので移動時間が少なく、現地で遊べる遊具施設がありそうなところを探してみると、赤平のエルム高原家族旅行村がありました。

自宅から国道を通って2時間位で到着しました。周りの施設はまだ新しく、ほのぼのとした近代的リゾート施設のようでした。現地には管理棟横の一番便利な所は大体埋まっていましたが、その上の第2駐車場とそのまた上の第3駐車場の芝生部分には自由に使ってよいことでした。

一番上の第三駐車場の芝生に設営することとしました。ここは、炊事場、洗面所からは長い階段を行き来しなければなりませんが、見晴らしがよいことと、芝生もまあまあなのが気に入りました。

正面の管理棟から聞こえるFM音楽を聞きながら、快適に設営が出来ました。

遊具施設は管理棟裏の傾斜を利用して長い滑り台やアスレチックの設備があり、

子どもは四苦八苦しながら楽しんでいました。他にはテニスコートやサッカー場が

あり、ファミリー以外でもそれなりに楽しめそうです。

一番下の位置には川幅4、5mぐらいの小川が流れているのですが、ちょうど

さおを持っている二人づれがいたので聞いてみると、釣果はさっぱりだそうです。

設営したサイトのすぐ上には温泉の施設があるのですが、実際にいって見ると

まだオープン前の状態でした。やむなく、次回の楽しみとして引き返りました。

夜になりスクリーンテントの中でくつろいでいると、前回のテントと野外テーブルから居間が一つ増えたような、豪華さを感じました。それにやはり、虫を気にしなくてもいいということは、虫が嫌いでない私でもやはり快適であるのは言うまでもありません。

しかし、やがてグッズ地獄の片足を踏み始めているのも確かなのです...