本格キャンプシーズンの幕開け |
■ 1995, Jun.. 上旬 いよいよ我が家の本格的なキャンプの始まりだ。 この日の天気は曇り一時雨。南方面がなんとなくよさそうなので、千歳の青葉公園を 目指した。しかし、そこは駐車場からキャンプ場まで150m以上もあって断念。 おまけに、管理人に「いまどきまだいないよ!」と、言われてしまった。 キャンプガイドをめくって、次の候補地「ポロト自然休養林野営場(現在は白老ふる さと2000年ポロトの森キャンプ場)」に、決めた。場所は苫小牧市の西隣の白老町 で、ポロト湖というアイヌ集落地跡の観光地があり、その横を過ぎて湖を右手に見ながら2kmほど奥に入ったところにあります。 現地につくと深い森の中にあるあるような雰囲気を出しており、なかなか印象は GOOD。 管理棟はログハウス調の新しい建物であった。車は荷物の出し入れのためにサイト通路までは入れるが、駐車場は入口手前の横の駐車場におかなければならない。 はっきりいって、この時期の利用客がどのくらいいるのかわからず、もし誰もいな かったらと思うと、不安でいっぱいの気持ちでした。 車でサイトに入ると、先客はファミリー一組だけでした。それでもいるだけで何か ほっとしたような気がします。今般のブームを考えればとても考えられないような 一幕でした。 そのファミリーから少し離れて、木のテーブルのある場所に、設営することとした。 設営も少々なれて、装備も少ない(第1回目から寝袋が増えただけ)のですぐ完了。 さっそく、子どもたちとすぐ下の小川で遊んだのでした。ここは、深い森の雰囲気を 除けば、施設などは何も無く、ただ広い場内を走りまわるか、静かな静粛を味わう のが「正しい過ごし方」なのかもしれません。 タープも無いので、いつ振るかわからない天気にあせりながら、簡単な夕食でさっさと済ましてしまった。近くの温泉にいって温まった後、テントに入り新品の寝袋に入ってくつろいでいると、あまりの心地よさに寝てしまいました。 朝方から雨が降り、テントの中で目がさめた。時折高い木の枝から落ちる雨の音が 相当大きく、「大変だ大雨だ!」と思い。外に出てみると 「何と!小雨」。。。うーん。テントの中では雨の音が増幅されるのね。と、一つ経験。 いつまでたっても雨はやまないので、テントの中でカセットコンロでお湯を沸かし、 「シチューにフランスパン」で済ます。 雨の中の撤収でしたが、この年最初のキャンプで充実していました。
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