道東の旅(1)


■ 2001 Jul. 下旬

いよいよ子供の夏休みに合わせての長期プランだ。こんなに長いことキャンプをやっているが今までの最長日数は三泊四日なのだ。昔は子供も小さかった事もあり、あまり長期や遠出は、考えていなかったが、ここ数年、道東が恋しくなった事もあるが、一週間
程度の長旅をやってみたくなった。そう思って、去年は一ヶ月以上前から、情報収集と予定を組んでいたのだが子供の発熱と天気の影響もあって、三泊が限界であった。

今年は去年のプランに加えて、状況に応じてオプションコースを選択できるように、情報収集を抜かりなく準備してみた。では、出発前の全体のコースをご紹介しましょう。

前半:北回りのオホーツクコース(札幌−旭川−層雲峡−チミケップ湖−知床)距離を稼ぐ。チミケップで満天の星空を眺めて早朝移動。途中、東藻琴と清里で遊びと観光。原生花園を見学し、知床でオホーツクの夕日を眺める。

中盤:尾岱沼野付半島コース(知床−尾岱沼)
知床の東海岸の先端で海を眺めながらの、無料露天風呂を体験。連泊で休養。初の洗濯。本場北海縞海老を堪能。野付半島散策。遠くに国後を望み一杯。

後半:湿原コース(尾岱沼−霧多布−達古武−釧路湿原−帯広−札幌)
観光とグルメの旅。地平線と水平線を一望できる琵琶瀬展望台。厚岸駅で名物の牡蠣弁。
釧路の和庄市場で海産物を買って、海鮮バーベキュー。昔拠った幸福駅跡を見て、帯広近郊の日本一の個人庭園を見学。

オプション1:虹別オートキャンプ場(尾岱沼−虹別)
経路上遠回りだが、行ってみたいキャンプ場がここ。ここから、根釧原野を眺められる
展望台も多い。なかなか行けない裏摩周もある。

オプション2:パークゴルフ堪能コース(釧路−幕別−大樹−帯広−札幌)
パークゴルフ発祥の地、幕別でセントアンドリュース気分にしたる。清流のほとりで野営。

さて、一番気がかりの家族の健康は、引きはじめのカゼもなく、問題なし。
続いて、天候ですが、今年は蝦夷梅雨(東北の梅雨明け時の前線が一週間ほど停滞する)
が一ヶ月以上続いている。特に前線の影響を受けやすい太平洋岸(釧路、根室)は、週間予報でも、くもりや一時雨の予報のようだ。まぁ、大きな崩れでも無いようだし、予定通りの出発ということになった。(ついに出発だー!)

今回いつもと違う準備としては、米を10袋(2合と3合の袋詰め)。洗剤持参。炭を3キロ二箱。ホワイトガソリン4リットル。ぐらいで、以外と違いは無かった。