2004 知床(1)


■ 出発前

今年も夏がやってきた!
とにかく暑い。連日真夏日だ。しかも湿度が70,80%と高い。
年に唯一の長期休暇。今年のテーマは「スポーツと知床」だ。
スポーツは去年から始めた市民マラソンを春から地道に練習を続けて近年の体力の落ち込みを回復しているような感じだ。そこで、道東でもスポーツを!
知床は世界遺産エントリーや「北の国から」のロケで今話題のエリアでもある。
自分はまだ晴れたときの知床を見ていないので是非見てみたかった。
長期予報は概ね晴れ。四国に台風が上陸しているのは気になる。
今回のコース予定は前半は網走近郊の小さな町でパークゴルフ、水泳、テニスを満喫。
天候の状態を見ながら、一番いい日に知床に移動1,2泊して景色、登山、温泉を楽しむ。
後半は涼しい道東に移動しのんびり過ごし、最後は上士幌のバルーンフェスティバルで楽しむといったところだ。

■ 一日目

さて、出発は金曜の夜が定番になっていたが、今回は義父も日程前半同行となったので車中泊有りの気ままな行動とは行けなくなり、仕事の都合もよかったので、金曜午後からの出発となった。午後3時江別から高速に乗り出発。
旭川北で高速を降り国道40号線にはいる。もう夕方だが、外はかなり暑い。
今日の目的地は東藻琴のキャンプ場だ。途中上川町の市街に入り、夕食を購入する。
車中で食べながら、ひたすら走る。層雲峡では休憩代わりに足湯で少々くつろぐ。

石北峠を過ぎたところから、小雨が降ってきた。山間部の一時的な雨だと思うが結構強く降っている。オホーツクに入り留辺蘂あたりで雨はやんだようだ。
北見の市街の靴屋でサンダルを購入。このときが午後9時少し前だ。
やがて、目的地の東藻琴に到着。ここには何度も来ているが、キャンプ場利用は初めてだ。
事前に夜中に着いても入場など問題がないか確認を取っておいた。

奥のフリーサイトは誰もいない。フリーサイトはトイレへは遠いが平らでオートサイトと何ら変わりはない良いサイトだ。
今日はテントだけ設営し、あとはテーブルとイスを出して、星空の下で軽く乾杯するだけだ。
トイレに行ってみると、虫が多い。別のサイトの子供がカブトムシが捕れるよと教えてくれた。

もう深夜だというのに暑い。後で解ったが35度まで上がったそうだ。なんと道内で一番暑い所にいるじゃないか!

■二日目

猛暑とちょっと興奮気味であまり眠れなかった。午前7時前起床。
すでに暑い!ハッキリ言って30度以上有るのではないかと思うぐらいの暑さだ。
朝7時ですでに酷暑の東藻琴フリーサイトからオートサイトの様子
これじゃあ体が持たない。スポーツしても熱中症になりかねない。と判断し、急遽移動。しかも最高の天気のうちに知床を見てしまおうと決めた。その後は天気や気分次第で赴くままに移動も悪くない。

自動車の日陰でご飯を炊いて、簡単に食事を済ませ、東藻琴を後にする。
いくら何でもまっすぐ知床には行かず、午前中はオホーツク観光&スポーツをすることした。
最初は屈斜路湖方面に向かい、小清水の展望台で屈斜路湖と知床連山を望む。
ここからもどり小清水町に向かう。ここには温泉とスポーツ施設が一カ所にまとまっている町なのだ。
義父を温泉でゆっくりと過ごしてもらい、我が家は隣のプールでしばしの避暑並の水泳とした。
プールはきれいでおまけにほどよく空いていて、短時間ではあったがとても満足のいくものだった。
名残惜しくはあったがこの後のスケジュールもあるし、初日から疲れもマズイので40分ほどで切り上げ温泉に移動し午前風呂を楽しむ。
ここの温泉は茶褐色の少しぬめぬめした感じだが、肌がすべすべしてなかなかよい。
湧出量や源泉温度も高いのでいわゆる源泉かけ流しで有ろうと一人で想像する。
正午まで休憩し、小清水を出発する。

途中、来運の水により、おいしい水をペットボトルに詰め込み、すぐに出発。
三年ぶりの来運だが今回も幸運に恵まれるか?