2002 道東の旅(3)


■ 三日目

外は霧だ。この辺は、晴れるときの朝はこんな感じが多い。
早朝みんな起きたので堰堤で釣りをした。先客がいい場所を取っていたので、なかなか釣果にはありつけない。ただ気分はいい。今日もボウズで終わりサイトに戻る。
冷えた体を温めるにはもってこいのうどんが、今日の朝食。

午前の勉強を終えて、午後は中標津の夢の森に出発。子供たちは大はしゃぎ。
大人二人は公園内にある、散策路を散歩することに。
迷路になっt散策路
その後、中標津の町に行ってみる。途中、センスのいいフラワーショップに立ち寄り、
東武スーパーで食料の買い出しをする。

夢の森に戻り、たっぷり遊んだ子供を乗せて、キャンプ場に戻る。ちょっと霧雨が降ってきた。
夕食はスーパーで買ったフライなどですませた。夜にはトランプと花火でまさに「こどもの日」だった。

■ 四日目

5時半に目が覚める。外に出ると青空が見える。予報は曇りだが、早朝から暑い!
洗濯物がたまっていたので、センターハウス内のコインランドリーで洗濯をする。

今日は日程の中で一番天気の良い日かもしれないので、念願の厚岸方面のドライブとした。そこの琵琶瀬展望台というところが自分の一番好きな北海道の風景でみんなに見せたかったからだ。

洗濯物を干して、午前10時出発。南に向かう。広大な牧草地帯を走る。景色が全然変わらない。
まもなく、厚岸に到着。すぐに駅に向かう。以前から気になっていた名物駅弁、「カキ弁」を一つ購入。
車内ですぐ食べてみる。
うまい!が、900円は高いのでは?
牡蠣の実は4つ。あさり、ツブもあり、味も良く染みている。「本場の味」にこだわり、札幌のイベントでも買わずに待ったが、その甲斐は無い(あくまで自分の主観です)と思う。期待が大きかっただけに落胆も大きかった。

気を取り直し、厚岸湾の方へ向かう。国道からはずれてすぐに漁協の直売所があるのを知っていたので海産物の買い出しをする予定だ。
が!、平日は営業していない。近くにいる地元の人に、ほかにも店がないか聞いてみる。
すると、少し先の子野日公園のまえでもやっているという。
かすかな期待をもって、行ってみる。
「開いてて良かった!」
大きさといい、札幌の市価の半値ぐらいである。大きめの牡蠣を15個買うことにした。晩ご飯が楽しみだ。

気分を良くして、出発。
道道からもはずれ、大黒島の見える、海岸線の公園で昼食。
    
また、道道に戻る。戻る途中に鹿を発見。田舎道をはしるとこんなハプニングがあって、楽しい。
道道は白樺の森を抜ける快適な道路だ。

琵琶瀬展望台につく。

湿原の様子をコンパクトに見られしかも、「水平線と地平線が一直線に並ぶところ」と言う、自分が紹介する「名文句?」の雰囲気は残念ながら無かった。
景色はたぶん20年前と変わらないのだろうけど、駐車場は整備され、なかったおみやげ屋は訪れる観光客相手に騒がしく、なにやらどこにでもある、慌ただしい、立ち寄り所になってしまった。

また、自分自身そして、是非紹介したい「北海道の一番の名所」を探さなければ!
と、気分を切り替えることとした。

少し先に、ムツゴロウの動物王国(開放はしていない)の入り口で記念写真を撮って、違う道を使って、キャンプ場にもどる。

戻って、食べた厚岸の牡蠣は、「いままでで一番」と、文句のつけようが無かった。